きょおはおねいさんとはじめてのおでかけ。
　おててつないでてくてくてく。

「自転車とか車とか、気をつけようね」
「うん」

　おねいさんはずんずんあるく。
　おねいさんのおっぱいはたゆんたゆんする。

「横断歩道は、手を上げて渡ろうね」
「うん」

　おねいさんはずんずんあるく。
　おねいさんのおっぱいはたゆんたゆんする。

「赤信号になったから、止まろうね」
「うん」

　おねいさんはぴったりとまる。
　おねいさんのおっぱいもとまっちゃった。

「青になったから、渡ろうね」
「うん」

　おねいさんはずんずんあるく。
　おねいさんのおっぱいもたゆんたゆんする。
　おねいさんのおっぱいみるのはたのしいな。　
　でも。

「……」
「どうしたの？」

　なんだかちょっぴりつかれちゃった。
　おねいさんはとってもおっぱいおっきくて、とってもあしがながいんだもの。

「……」
「……ん？」
「……」
「……？」

　だっこしてほしいな。
　でも、どうすればいいのかわかんない。

「……」
「………」
「……」
「ん」

　おねいさんはながいおててで、わたしをひょいともちあげた。

「ごめんね」
「ううん」

　おねいさんのおっきなおっぱい、やらかいな。
　なんだかとってもうれしくなった。